矢島武様(仮名)
2018年入居 79歳
入居時 要介護1
矢島様はご夫婦で暮らされていましたが2017年に奥様が他界。寂しさからの過剰な飲酒による、食欲不振などの体調不良や、両下肢の浮腫により入院。入院中は禁酒を守れましたが、退院後はまた同じように飲酒をすることをご家族さまは危惧されていました。いつもは温厚で穏やかな性格でしたが、飲酒のことを注意されると、大声を出され手を振り上げることもあったそうです。入居に際して矢島様、ご本人からは「量を調整しながら食事の時に少しの飲酒をしたい。家族に心配を掛けないように暮らしたい。出来る事は何でもしたい」という希望を私たちにお伝えいただきました。またご家族様からも「好きなお酒や煙草も体に負担を掛けない程度なら楽しませてあげたい。早く生活に慣れて、心豊かに安心してのんびりと生活してほしい」という要望をお伺いした上でご入居していただくことになりました。
ご入居後は決められた場所で喫煙され、夕食時、決められた量のお酒を楽しまれています。また同世代のご入居者様も何人かいて、海を眺めながら昔話をしながら穏やかに過ごされています。
(入居に際して)
ご希望にそうように、私たちがしっかりとコントロールさせていただきながら、飲酒も喫煙もご対応させていただいています。ご家族様の希望通り心豊かに安心してのんびりと生活していただけるように、日々、スタッフで情報共有しながらサポートさせていただいております。まずは何でも私たちにご相談をください。
(お名前などご入居者のプライバシーに配慮して内容を一部変更しております)
(写真は、イメージ画像です。)
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